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産業医紹介

所長 長谷川崇 写真
所長
長谷川 崇(はせがわ たかし)

[経歴]

弘前大学医学部卒。国立精神・神経医療研究センター病院にて精神科研修医。東京都健康長寿医療センター、成増厚生病院を経て、杏林大学医学部精神神経科学教室に勤務。診療業務と並行して多くの企業で産業医を務める。2014 年より日比谷産業医事務所を開設。医学博士、労働衛生コンサルタント(保健衛生)、日本医師会認定産業医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、精神保健指定医、日本内科学会認定内科医、臨床心理士。共著に「職場のストレスチェック実践ハンドブック」など。

[所長挨拶]

 産業医というと、「どこにいて何をしているのかわからない」、「病院の医者と何が違うのか」という印象をもたれる方が多いかもしれません。あまり存在感がなく、まだまだ社会的な認知度は低い立場であると感じています。企業としても「義務だから仕方なく」と選任することも少なくないため、現場で産業医を活用できていないケースも見受けられます。一方、産業医の立場としては、大半は忙しい病院診療の合間を縫って産業医業務をこなしているため、どうしても産業医業務のみに注力できないのが現状です。
 しかし、産業医が果たすべき役割は近年重要性を増しています。メンタルヘルス不調や自殺者の増加、過重労働とそれに伴う生活習慣病の増加などは、社会問題となっています。このように広範になりつつある産業医業務に適切に対応するためには、より専門性を持って活動していく必要性を感じ、当事務所を開設しました。
 また、これからは、企業とそこで働く社員の方々に産業医をもっと身近な存在に感じてもらう必要があると思っています。そのため、当事務所では、顧問の古賀医師の協力も得ながら、各種講演、学会発表などの啓蒙や研究活動も行っていく予定です。豊富な産業医経験と大学病院での診療や研究で得られた知見を生かして、より良い産業医業務をご提供いたします。どうぞよろしくお願いします。

顧問 古賀良彦写真
顧問
古賀 良彦(こが よしひこ)

[経歴]

杏林大学医学部精神神経科学教室名誉教授。日本催眠学会名誉理事長、日本ブレインヘルス協会理事長。専門は、神経生理学、睡眠医学。職場のメンタルヘルスも専門領域の一つであり、現在まで多くの企業の顧問医、産業医を歴任。脳科学の見地から一般向けのメンタルヘルスに関する啓蒙を推進。主な著書として、「心の薬辞典」、「いきいき脳の作り方」、「脳をリフレッシュする大人のぬりえ」、「睡眠と脳の科学」など多数。医学博士、日本医師会認定産業医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、精神保健指定医。

[顧問挨拶]

 一般に「健康」というと、からだが元気なことと考えがちですが、WHO(世界保健機関)の定義にもあるように、「健康」とは、からだもこころも、そして社会的にも健康な状態であることを意味しています。働く方々にとって、このような本当の意味での「健康」を保つことは、やりがいを持って仕事を続けるための基盤となるものです。
 ストレス社会と言われるようになってからずいぶん時間がたちますが、多くの職域における健康管理の実際は未だ十分ではありません。特に、メンタルヘルス対策は最近の精神医学でも重要な課題の一つとなっています。これからは、社会の要請に応えることのできる見識ある産業医がますます必要となるでしょう。また、臨床現場では復職に関する問題が課題に挙げられます。クリニックの担当医は職場の具体的な労働環境は把握しにくく、一方で企業側はご本人の病状や回復の程度を正確に推し量ることはできません。十分な診療経験を持ちあわせた精神科を専門とする産業医が両者の間に立って適切な判断を行うべきでしょう。
 職場のメンタルヘルスは私のライフワークの一つです。当事務所の活動をサポートし、働く方々の「健康」に貢献できるようにと思っています。

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